こんにちは!
Karin-houseの広末です!
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今回は住宅ローンを組むうえで知っているようでしらない「審査金利」についてです。
【家の性能を高めるには、資金が不可欠】
家とは、人生のベース(拠点)となる場所です。
・万が一の地震に備えて、耐震性を向上させたい。エネルギー効率を考えた環境に優しい家にしたい。
・子供の安全や年をとってからのことも考えて、バリアフリー構造にしたい。
家を建てるとなれば、こういった家の性能についての希望も出てきます。
家の性能を上げて住みやすい家にするために、不可欠なのは資金です。
そうなると、気になるのは「自分の収入で、どれだけのローンを借りられるか?」でしょう。
住宅ローンの借入可能額は、返済負担率によって決まります。
☆返済負担率とは、収入の何%をローンの返済に回してもよいか、ということ。
返済負担率については今後の記事をご覧ください。
その返済負担率の計算に必要になるのが「審査金利」です。
【審査金利は、借入段階での返済負担率計算に使われる】
住宅ローンのパンフレットを見ると、借入を行った場合の金利が必ず書かれています。
しかし、「審査金利」という時は、実際に借入を行った時の金利とは少し違った使われ方をする金利を指します。
☆審査金利とは、どのくらいのローンが組めるのか、返済負担率等に基づいて金融機関が審査する際に使う金利のこと。
「審査のための金利 = 審査金利」であり、「実際に適用されるローン金利 = 借入金利」よりも高く設定されています。
審査金利は金融機関によって率が異なりますが、大体3~4%が相場です。
ローン審査の際には、希望する融資額に対して審査金利を適用し、年間返済額を計算します。
年間返済額が年収に占める比率が、返済負担率の範囲に収まっていれば、ローン審査が通ると考えておけばいいでしょう。
融資希望額(円) ÷ 100万円 × 審査金利での100万円あたりの月返済額(円) × 12(ヶ月) = 年間返済可能額(円)
反対に、年収に返済負担率をかけた年間返済可能額から、借入可能額を計算することもできます。
税込年収 × 返済負担率(%) - 他のローンの年間返済額 = 住宅ローンの年間返済可能額(円)
住宅ローンの年間返済可能額(円) ÷ 12(ヶ月) ÷ 審査金利での100万円あたりの月返済額(円) × 100万円 = 最大融資額(円)
上記の数式の計算内容は少し複雑ですので、後日、別の記事で詳しく紹介します。
実際に借入可能額を計算するシミュレーションを行うことで、どれくらいのグレードの家が建てられるのか、計画を立てることが出来ますね。
【希望する家の性能に対し、どれぐらいの予算が必要が相談してみよう】
ローン返済のシミュレーションの結果、すべての希望を叶えることは難しくなるかもしれません。
Karin-houseでは工務店水準の良心的価格での家造りを行っています。
同時に「構造計算による耐震性チェック」や「C値0.5の高気密高断熱」といった技術で、性能の高い住宅を提供しています。
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